婦人科系の悩みをテーマとした不妊治療の名医・杉山力一医師によるカラダの不調解決コラム。今回は、妊活をする上で悩む女性も多い多嚢胞性卵巣症候群について。 多嚢胞性卵巣症候群ってどんな病気? 自覚症状は? 妊活をされている方からご相談をいただくことの多い、「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」。 今まで聞いたことがなかった、知らなかったという方も多いこの病気、どんな症状やリスクが潜んでいるのでしょうか。 ◆多嚢胞性卵巣症候群とは (c)Shutterstock.com 多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん:PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまう影響で排卵しにくくなる病気です。PCOSによって排卵しにくくなるため、不妊の原因になることもあります。 以下の診断基準を満たす場合、PCOSと診断されます。 ・月経異常(月経不順、無月経)
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