私が真打ちに成り立ての頃、和歌山放送さん(現大阪繁盛亭支配人)から円朝特集を企画しているので是非「心眼」を演って欲しいとリクエストを頂きました。 この心眼と言う噺は、初代円丸(音曲師で横浜在住の盲人)と言う方が師匠円朝に「こんな悔しい事がありました」と話をしたのをヒントに円朝師匠が一席の落語にまとめあげられた噺です。 さて、和歌山での出来が悪く 苦しかったんでしょう、、、、それからこの噺は二度と演りたく無い落語の一つでした。 それがまたどう言う風の吹き回しか?まぁ、これが縁なんでしょうね!? 昨秋突然演りたくなり、今年は横浜にぎわい座での「名作の夕べ」池袋演芸場でのトリの高座で掛けさせて頂きました。 今は心眼と言えば円丸と言われる様にこの噺と向き合い長く付き合って行こうと思っています。 【心眼】 【厩火事】 この噺の女将さん、お咲きさんの何とも言えない可愛いらしさ?が好きなんです。そしてサ