「ザラ」をはじめとして、世界93カ国・地域に7292の店舗を持つインディテックス。2兆8000億円を超える売上高はH&Mとしばしば比較され、ファーストリテイリングが売り上げで並ぶことを目指すと公言する。まさに、グローバル大手小売りのトップ企業だ。天候不順などでライバルが苦戦を強いられた昨年も、既存店ベースで増収を維持するなど好業績が続く。「世界中の店のお客様の声が商売の方向を決める」という同社が、物流、生産、企画、店頭、それぞれの現場で何をしているのか。強さの理由を探る。 (柏木均之) 【関連記事】ザラはどうして売れるのか?(柏木 均之) マドリード郊外のメコにあるインディテックスの物流センターは、延べ床面積13万6000平方メートル。およそサッカー場19面分の広さを誇る施設は、ザラ向けでは最大規模の物流拠点の一つだ。1日に多い時で100万点の商品がセンターに届き、100万点が各市場に向け
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