今日は、大接戦の阪神・ヤクルト戦にもかかわらず、こんなに大勢の皆さんに来ていただいてどうもありがとうございます。ついでに申し上げますと、私は横浜出身で、永遠に報われることのない大洋ファンなので、ほとんど関心はないのですが、建築界では槙文彦さんをはじめとして、阪神ファンの方が結構おられるようです。大体、阪神ファンはマゾヒストであるというのが私の師である原広司さんの持論です。ところが、そんなマゾヒストであるはずの阪神ファンがときどきサディスティックになれる年があるのが羨ましくもあるのですが…。 今日は「フィクショナルな都市からインタラクティブな都市へ」というわかりにくいタイトルですが、それを私の作品と、私が興味を持っている過去の建築を引用しながらご説明したいと思います。それで、少しでも私の論理をわかっていただければと思っています。そこで興味を持っていただけたならば、さらには私の本をよんでいただ