大相撲の元若ノ鵬に俳優の加勢大周と、ここ2カ月で大麻に絡んだ有名人の逮捕が続いている。元若ノ鵬は日本相撲協会から解雇され、加勢大周は出演ドラマの打ち切りにより多額の損害賠償が請求される可能性もあるようだ。また、逮捕はされなかったものの、大相撲の元露鵬と元白露山も大麻吸引疑惑で解雇となった。 こうした大麻関係での逮捕者は一般人でも増えており、昨年に大麻取締法違反で検挙された人の数は、1997年の1175人から約2倍となる2272人にのぼったという。これらの逮捕者も上記の有名人と同様、人生を棒に振ることになってしまったのだろう。 しかし、そもそもなぜ大麻は「悪」なのか。こうした大麻の違法性について10月14日発売の「週刊朝日」が検証し、専門家などの証言から疑問を提示している。 一般に「大麻」とされているのは、大麻の葉や花、穂を乾燥させた乾燥大麻(マリファナ)と、すりつぶして固形状にした大麻樹脂