スイスでも、自殺は若者の死因の1位先日、日本で政府が2013年版『自殺対策白書』を公表し、2012年の自殺統計に関するニュースが流れた。それを読んで、スイスにおける自殺のことが頭をよぎった。 スイスでは、毎年およそ1300人が自殺により亡くなっている*1。平均すると、約7時間ごとに1人の割合で自殺者が出ている計算だ。 日本の2012年の自殺者数2万7858人に比べれば少ないし、人口比にしても日本より割合は低い(スイスは九州ほどの大きさの小国、現在の人口は約800万人)。しかし、1300人というのは決して見過ごせない数だ。この自殺者に加え、自殺を図ろうとした人は年に1万5千~2万5千人と推定されている。 男女比だと、男性が多く女性が少ないという傾向は、日本と同じだ。もう1つ類似しているのは、若者の死因で自殺が占める割合が高い点だ。2012年のテレビの報道によれば*2、若者の死因の1位が自殺で
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