「それでも我々は売上目標を達成した。オンライン広告費の削減が賢明なことだったと証明することができた」 Neil Hall/Reuters 世界最大級の広告主であるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、不透明なデジタル広告環境の一掃を強力に進めてきた。事実、同社はオンライン広告の費用を削減している。 だが、オンライン広告費の削減は、売り上げに全く影響を及ぼさなかったと10月5日(現地時間)、同社チーフ・ブランド・オフィサーは述べた。 「今年の3月以降、1億ドル(約113億円)以上の無駄な経費を削減した。当社の広告が、テロリストの動画など悪質なコンテンツの横に表示される可能性をなくすことができなかったためだ」とP&Gの最高ブランド責任者(CBO)マーク・プリチャード氏は全米広告主協会(Association of National Advertisers)のカンファファレンスで語った。
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