世の中には、同じものを好んで食べ続ける人が存在する。たとえばひふみんこと、将棋棋士・加藤一二三九段。彼はとあるうなぎ屋の「うな重」を気に入り、対局日は勝負メシとして昼夜を問わず40年間食べ続けた。そこには「メニューを考えなくてもいい」「すぐ食べられる」という、棋士ならではの考えがあった。 時には奇人扱いされる「同じものばかりを食べる人」。彼らに話を聞いてみたら、ひふみん同様に並々ならぬこだわりがあった。 6年間「コンビニおにぎり」2個を食べ続ける まず声をかけたのは、グラフィックデザイナーとして大阪府の印刷会社に勤める、高下龍司さん(@kooooge)。 ▲筆者の飲み仲間でもある(写真提供:高下さん) 高下さんが食べ続けるのは、セブン-イレブンのおにぎり。これを6年間、会社へ行く日は毎日2個食べ続けている。 このように、お昼に食べるおにぎりを、みそ汁とともに延々とTwitterにアップする