ユニクロの柳井社長の発言が話題になっていますね。 朝日新聞デジタル:「年収100万円も仕方ない」ユニクロ柳井会長に聞く - 経済・マネーグローバリゼーションという不可避の変化ユニクロの一手は、その善悪はどうあれ、不可避の変化だとも思います。資本主義の圧力に晒されているかぎり、グローバリゼーションの波に飲まれることは仕方がない話です。 今回のケースはユニクロがたまたま先陣を切っただけで、彼らが黙っていたとしても、いずれ他の企業が着手することになっていたでしょう。 世界の賃金がフラット化されていくことは、もう大昔から指摘されつづけてきたことです。いよいよ本格的に、日本人の雇用が脅かされる時代になってきたのです。 格差が広がり、平等幻想が壊れる日本社会の特徴は、その「平等」意識にあるとぼくは考えています。小学校の頃、「みんな一緒」が理想とされ、「人間はみな平等だ」と刷り込まれた覚えがある方は少な
ファミリーコンピュータ 本体 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 1983/07/01メディア: Video Game クリック: 43回この商品を含むブログ (12件) を見る 私が小学生ぐらいの頃、周囲の大人達は以下のような事をよく言っていた。 「任天堂は、ファミコンで日本の将来を駄目にするだろう」 もちろん私はファミコンが大好きな小学生だったので、こうした大人達の言葉が面白く無かったし、「任天堂がなくなってもセガが頑張るから結果は同じだ」と反論していた。この「ファミコンが日本の将来を駄目にする」論に限らず、その後も“テレビゲームの悪影響”は手を変え品を変え、指摘され続けてきた。例えば『ゲーム脳の恐怖』といった具合に。 あれから二十年以上の時が流れた。 セガはともかく、任天堂は世界を代表するゲーム会社の一つとなり、“プライベートな空間でゲームを楽しむ”という文化習俗をもたらした*1。任
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く