昨年11月の代表の試合で、衰えぬフィットネスを見せ付けたフォルラン。世界のトップFWがJで見せるプレーに期待したい。 1月に桜が開花したようなビッグニュースが舞い込んだ。Jリーグの話題で、これほどストレートなワクワク感を抱くのはいつ以来だろう。 セレッソ大阪が世界的ストライカーとして知られるウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランを獲得したのだ。 1979年生まれのフォルランは現在34歳。日本でいえば小野伸二や稲本潤一、小笠原満男ら“黄金世代”と同じ年齢だ。 ウルグアイの首都モンテビデオでサッカーエリートとして生まれ育った。祖父は元ウルグアイ代表監督。父のパブロ・フォルランはブラジルのサンパウロFCやクルゼイロでもプレーしたことのある選手で、ウルグアイ代表として2度のワールドカップ出場歴のある名選手である。 ただ、少年時代のフォルランの家は、交通事故で足の自由を失ってしまった姉の治療費がかさ