人生の振子運動って知っていますか? と、数十年前、ある人に言われたことがある。 その時は生返事をしただけだったが、50歳を過ぎてからよくわかる。 高校生の時に聴いた、例えばCS&Nの「青い眼のジュディー」、例えば斎藤哲夫「吉祥寺」、例えばザ・ゴールデンカップスの「愛する君に」が無償に聴きたくなることがある。 また一説では、17歳のころ感動した曲は周期こそあれ、結局一生聴き続けるという。 現在の50代、60代は若くて活動的である。 ザ・タイガースのコンサートにはあんなにたくさんの妙齢の少女が東京ドームに駆けつけジュリーの指先に嬌声をあげていた。 ポール・マッカートニーの10万円の武道館コンサートのチケットは完売した。 CS&N、ジャクソン・ブラウンのツアーはどこもソールド・アウト。 この、「大人のMusic Walker」はそんな僕らの好きな60年代、70年代の音楽をいくつか