大学入学当初、いままで足を踏み入れたことがなかった新書コーナーで、私はあたふたしてしまっていた。哲学入門と称する本があまりに多すぎる!大学生協の小さなフロアに「最良の哲学入門」が何冊もある!!いったいどいつが本物なんだ!!!……本稿は、あの時の私と同じ思いをしている人(私の妄想の中にしかいないかもしれないが)に向けて、哲学入門書のブックリストを提供するものである。 もっとも私が読む本には当然偏りがある。全ての哲学入門書を読んだわけでもない。以下で具体的に挙げる本は、一例に過ぎないし、最良のものでもないだろう。多少詳しい人の目から見れば、あの本もない!この本にも触れていない!けしからん!ということになるのは書き始める前から目に見えている。しかし、本稿が目指すのは、既刊書の総覧ではない。概ね入門者にはこうした作業が求められる、そのためにこういうものが用意されていて、それらはこのように使えばよい
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