NTTドコモは、子供向けに、安全性の確保に配慮した携帯電話として、キッズケータイ「FOMASA800i」を開発、2006年春頃に発売する。保護者が子どもの居場所を、携帯電話やパソコン上で確認できる「イマドコサーチ」を利用できるほか、電池を容易に取り外せない機能、「防犯ブザー」やこれに連動して、保護者側の端末に自動的に発信、所在地通知などができる機能を備えていることが特徴だ。サービスの一環として、年少者ユーザーの安全性向上に注力するとともに、番号ポータビリティー制導入、事業者新規参入などによる競合激化をにらみ、既存ユーザーつなぎとめと、新たな裾野拡大までを図る。 端末を持った子どもの位置情報を検索できる iモードも子供向けのメニューを用意 キッズケータイ「FOMASA800i」は基本的に「小学生がターゲット層」(同社 夏野剛 執行役員 プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長)だ