2006年12月24日01:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか 献本御礼。 テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか 吉野次郎 実に読みやすい本だった。これが新書だったらもっと薦めやすいのだが.... 本書「テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか」は、日本のTV業界がなぜインターネットの利用に及び腰なのかを、実にわかりやすく解説した一冊。著者はその理由を7つにまとめ、それぞれに一章を割り当てることでTV局にまつわる問題を浮き彫りにする。 目次 序章 五十年かけて密かに築いた“おいしいビジネス” 第1章 嫌いな理由1 NTTが映像インフラを支配する - 地上デジタル巡る攻防戦 第2章 嫌いな理由2 キー局の帝国が崩壊する - 揺れる最強の番組流通システム「系列」 第3章 嫌いな理由3 巨人NHKが民放を蹴散らす - 成長力失った公共放送はネットに夢