目的 数十MHz級のワンチップマイコンで再生できる、ラジオ放送級の音質で高圧縮なコーデックを作りたい。圧縮はPCで行う。 制約 高い電子部品を使わないこと 入手が難しい部品を使わないこと 展開に高度過ぎる数学理論などを使わないこと 一般的なADPCMの半分程度のビットレートとすること 進捗状況 MP3やAAC等、MDCT(修正離散コサイン変換)を使った形式は、計算の重さと実装の複雑さにより却下。 ADPCMを改良する方向性で行く。 見つけた有力なテクニックは、 数ms前のサンプルとの差分を記録すること(同じパターンが延々続く、BGMなしの女性音声で効果が最も大きい) 量子化誤差のフィードバックにより、マスキング閾値にあわせたノイズシェーピングを行う。(高域(4KHz〜)の少ない音、サ行のs音で効果が大きい。次で解説) なお、予測精度を高める努力、ADPCM符号をさらに可逆圧縮する試みは、し