長い年月住宅の設計業務に携わっていると、住宅の構造や工法も大きく変化すると共に、造り手である施主側の住まいに対する考え方も変化しつつあると思いますね。 在来工法木造住宅を主として2X4工法や木造パネル工法などを手がけてきましたが、住宅はここ数年はマスコミやネットなどでの住宅問題の露出が多くなり、他社との格差付けやコスト競争の激化、法律の改正などで、以前から受け継がれてきた工事工法、考え方などを大きく変えなければ対応出来ない状況になりつつあります。 特に今年から導入された「長期優良住宅」や、10月から施行される「瑕疵担保履行法」など法律の改正は、今後の家づくりの指針となり、造り手側に大きな変化を求めているといえるでしょう。 最近は、家をつくる側だけでなく、注文住宅の施主側も以前に比べ施主としての考え方に変化が出てきたような気がしますよ。 それはどのようなことかというと、大量の情報に対しどれを