マイクロソフトは9日、8月のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)12件を公開した。12件の最大深刻度は、4段階中で最も高い“緊急”が9件、2番目に高い“重要”が3件となっている。 最大深刻度が緊急となっているパッチは、「MS06-040」「MS06-041」「MS06-042」「MS06-043」「MS06-044」「MS06-046」「MS06-047」「MS06-048」「MS06-051」の9件。このうち、MS06-042」Internet Explorer(IE)の累積的なセキュリティ更新プログラムで、情報の漏洩やリモートでコードが実行される危険性のある8件の脆弱性をまとめて修正する。影響を受けるOSはWindows XP/2000およびWindows Server 2003で、IE 6/5.01が対象となる。 また、MS06-043はOutlook Express 6に関する