懸賞広告は、誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。懸賞は、企業が景品類を提供することによって一般の消費者の目を引く広告活動のひとつであり、ちょっとした生活用品から、金券、家電、果ては自動車まで、わが国にはたくさんの懸賞があふれています。 この懸賞についても、景品表示法(以下、「景表法」といいます)の規制対象のひとつとなっています。一般の消費者が、高額な景品類に惹かれて商品やサービスを購入したところ、実はその商品やサービスの質が悪かったり価格が割高だったりした、ということはあり得ます。 また、景品類の提供に規制がなければ、企業間で商品やサービスそのものの品質ではなく景品類の豪華さの競争に力を入れてしまう事態を招きかねません。これらはいずれも、一般の消費者にとって不利益をもたらすものであるため、景表法において景品類の提供に一定の規制を設けているのです。 ⇒無料PDFプレゼント!景品表示法の基