「未来の年表」シリーズの第三弾 2019年刊行。筆者の河合雅司(かわいまさし)は1963年生まれ。2017年の『未来の年表』2018年の『未来の年表2』に続く、講談社現代新書における「未来の年表」シリーズの第三弾である。 旧作、二冊の感想はこちらからどうぞ。 本作の目次はこんな感じ <目次> 第1部 現在の人口減少地図 ――日本人はこう移動している 序 市区町村による「住民の綱引き」に勝者はいない 1―1東京圏 東京は共存の道を探るべき「日本の外国」である 1―2関西圏 三大都市圏の中で減少スピードが最も速いのは、関西圏 1―3大阪市 「西の都」の人口拡大を下支えしているのは、外国人住民 1―4名古屋圏 名古屋市最大の懸念材料は、リニア新幹線と広すぎる道路 1―5北海道 「ところてん式」の札幌市は、200万人を超えるか 1―6東北 政令指定都市なのに通過都市、仙台パッシングの理由とは 1―