ニュージーランド・ウェリントン(Wellington)でヘイデン・アレン(Hayden Allen)さんが装着するロボットの脚、「Rex」(2010年7月16日公開)。(c)AFP/REX BIONICS 【7月17日 AFP】下半身不随になった人がもう一度歩くことができるよう支援する「ロボットの脚」の開発に世界で初めて成功したと、ニュージーランドの開発者2人が発表した。名称は「robotic exoskeleton(ロボット外骨格)」を省略した「Rex(レックス)」だ。 15日にRexの公開試験が初めて行われた。着用したのはヘイデン・アレン(Hayden Allen)さん(23)。オートバイで交通事故に遭って胸より下の部分がまひし、2度と歩くことはできないだろうと5年前に宣告された。 Rexを装着して起立・歩行したアレンさんは、まるで障害がない体に戻ったようで素晴らしかったと喜び、「ほか