Linuxのソースはtarballを拾ってくれば簡単に読めるのに肝心のカーネルをいじろうと思うと開発環境構築の日本語ドキュメントも少なくちょっと大変ですよね? という事でqemuを使った簡単Linuxカーネル開発環境の構築手法を載せておきます。(僕の開発PCはこれの実験最中にMBR書き換えで起動出来なくなってますので十分注意してください... grubを弄らなければたぶん大丈夫ですが) ちなみにこの作業はLinuxの開発環境構築に止まらず、気合の入った人なら完全オリジナルディストリビューション構築の手がかりになるはずです。 事前に用意するのは以下になります。 ※括弧内は僕の環境です Linux環境 (2.6.18) gcc (確か3.4.x) Linux 2.6.18のソース Linux 2.4のソース *1 qemu (0.8.2) qemu-0.9.0-windowsなどに付属している
LINUXシステムプログラミング 発売後すぐに入手したものの長らく積読状態が続いていた『LINUXシステムプログラミング』をようやく読みました。 本書はその名の通り、Linux のシステムプログラミングについての解説書です。システムプログラミングの定義は明確ではありませんが、システムコールを用いて OS に近いレイヤーで行うプログラミングのことと考えて差し支えないと思います。 UNIX一般のシステムプログラミングについては『詳解UNIXプログラミング』という決定版がありますが、本書は Linux 固有の話題や POSIX の比較的新しい API が載っているところが異なります。 たとえば、前者になく本書にだけ載っている話題としては以下のようなものがあります。知らなかった話も多くて勉強になりました。 posix_fadvise で I/Oのアクセスパターンのヒントを与える epoll でI/
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