映画で「イェスマン」て観た事ある? 自分が「絶対嫌だな」と思うことに「いいですね!僕やりますイェス!」って言っていって人生が変わってっちゃう話なんだが 自分がこういう反応したいなという返答の真逆のことを言ってみると良いんじゃない。 家族に対して「ふーん、あっそ」って言いたくなるところをちょっと置いて「よく分からないけどおもしろいね」とか。 まあまずイェスマンの映画はおもしろいので観ろ。
マリエル・ヘラー監督『幸せへのまわり道』を見てきた。ひどくセンスのない日本語タイトルだが、原題はA Beautiful Day in the Neighborhoodで、アメリカの有名な教育番組司会者フレッド・ロジャースの事績に取材した作品である。 www.youtube.com 主人公はフレッド・ロジャース(トム・ハンクス)ではなく、フレッドを取材することになったジャーナリストのロイド(マシュー・リス)である。『エスクァイア』で働くロイドは優秀な記者だが人間関係に問題を抱えており、とくに病気の母親を置いて出て行った父親ジェリー(クリス・クーパー)との関係は最悪だし、出産したばかりの妻アンドレア(スーザン・ケレチ・ワトソン)ともイマイチすれ違っているところがある。調査報道専門のロイドはボスに言われて渋々フレッドのところに取材に行くが、そこで穏やかで独特の雰囲気を持っているフレッドに興味を抱
ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(Sorry We Missed You)は、どうしようもなく個人的な記憶が喚起されて冷静に見ることが難しい映画だった。忘れていた、完全に忘れていたわけではないけれど、日常的に意識したり思い出すことの少なくなっていた「お金がないと余裕がなくなって日常がキリキリと苦しくなっていくあの感覚」がよみがえって、12年前の両親との暮らしの記憶が一気に立ち現れて冷静でいられなくなるのだった。 (この映画は「ネタバレ」とは無縁のお話だとは思うけれど、内容について以下で触れているので一応ここで断っておく。) イギリスで暮らす一家の日常が描かれる。ホームレスにはならない程度の貧困にあえいでいる。父親は配送ドライバー、母親は訪問介護の職業に就いている。職にあぶれている訳ではなく、二人とも真面目に働いているし職業意識も高い。15歳くらいの長男は友人グループとのグラフィティにハ
映画喫茶「泪橋ホール」って何? 映画喫茶「泪橋(なみだばし)ホール」の名前を初めて耳にしたのは、今年の始め頃。 東京の下町・かつては労働者の街として知られていた「山谷(さんや)」に、古きよき昭和の映画を観られる映画喫茶ができるというのです。そして、その資金調達のために、クラウドファンディングが行われていました。 motion-gallery.net クラウドファンディングのリターンは、一番少額の1,000円で、古い映画上映1回&泪橋名物餃子1皿! もともと山谷の街が気になっていて、古い映画も餃子も大好きな筆者。さっそく1口だけ参加して、開店の日を楽しみにしておりました。 そして、「泪橋ホール」は2019年2月9日にめでたくオープン。 筆者はその翌週に行ってみました。ちなみにこの時は取材ではなく、個人的に行ってみただけです。 山谷の街と泪橋ホール 現在、「山谷」という地名はありません。住所と
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