カレーなる本棚。2〜3個買っていく客もいるという=三省堂書店カルチャーステーション千葉店 「あれ、何で?」。書店の本棚の前で客が立ち止まる。並んでいるのは本じゃなく、レトルトカレー。千葉市の書店が来店者に楽しんでもらおうと始めたイベントだ。題して「カレーなる本棚」。 千葉市中央区の三省堂書店カルチャーステーション千葉店のレジ横の本棚がそれ。北海道の「ほたてスープカレー」、「長崎市役所食堂ポークカレー」、広島の「牡蠣(カキ)カレー」など、日本各地の老舗店やご当地のカレーが約30種類ほど並ぶ。 元々は都内の系列店が企画し、好評だったイベント。カルチャーステーション店はコミック類が充実していて「オタク系」の客が多い。オタクの聖地・秋葉原はカレーの激戦区。津久井民店長が発想をつなげ、「うちでもいけるかも」。今年の正月の営業初日にスタートさせた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、