デス・マーチとCMM (1999/2/14,20 全面見直し&一部項目の追加・訂正) 『デスマーチ』(E.ヨードン著、松原友夫/山浦恒央訳、トッパン刊)という本が出ています。既に読まれた方も大勢いるのではないでしょうか。この本の副題に「なでソフトウェア・プロジェクトは混乱すのか」とある通り、この本は、現状のソフトウェア開発現場の混乱の状況を分析し、デスマーチに陥らないための幾つかのヒントが紹介されています。 この本の論点は、最後の7章「常態としてのデスマーチ・プロジェクト」にあります。それは原書の副題が「The Complete Software Developer's Guide to Surviving "Mission Impossible" Projects」となっていることからもうかがい知ることが出来ます。要するにこの本は、これからは市場の要請も厳しくなって「デスマーチ」が「