気候変動や人口増加、環境破壊によって地球の生態系は今後わずか数世代で崩壊すると警告する報告が、6日の英科学誌ネイチャーに発表された。警告は、地球環境の破壊は数世紀をかけて徐々に進むとした科学界の主流見解とは、真っ向から対立するものだ。 生物学、環境学、地質学、古生物学の第一線の研究者22人による報告は、気候変動と人口増加、さらに環境破壊が相まって 、生物圏が不可逆な状態にまで変化し、人類に大きな打撃を与えることになる「転換点」が今世紀中にも訪れる可能性があると警告する。
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