手旗信号は、プロトコルに従って旗を動かす通信方式である。 通信プロトコル(つうしんプロトコル、Communication protocol)は、通信に関する規格のことである。「通信規約」や「通信手順」ともいう[1][2]。 通信を行うためには、通信に参加するもの同士の間で、あらかじめ通信に関する規格を定めなければならない。 旗を振ってコメの相場情報を伝える人(大阪) たとえば、江戸時代においては、旗振り通信により、米相場を各地に伝達していたが、旗を振る向きや回数の意味について、事前に打ち合わせて決めておかなければ意味を成さない(上げ相場は左横上で二振、下げ相場は右横下で二振、など)。 プロトコルを定め、それに従うことは、通信を成立させるための基本原理と言える。プロトコルが異なる機器同士で通信を行いたい場合は、プロトコルコンバータ(英語: Protocol converter)のような機器を