ドラマーのミラはパフォーマンスの前に、「ロックダウンに入る少し前に教室で男の子に、パパから中国人には近づくなと言われたと言われた。私は中国人だと彼に言ったら、彼は私から逃げた。エロイーズと私は、その経験からこの曲を書きました」と語った。 アメリカを筆頭とする各国では、新型コロナウイルスが最初に確認された場所が中国の武漢であったことから、中国人へのヘイトクライムが急増している。ミラの経験もその影響を受けていると言える。そして、まだ幼い彼女たちは、その経験からどのような音楽を作り出したのか。 彼女たちが生み出した楽曲、「レイシスト、セクシスト・ボーイ」がこちら。 ボーカルのエロイーズが「君は人種差別主義者で性差別主義者な男の子/それを楽しんでるいる/フェイクダンス 発砲 そして破壊」と叫び、ミラが「君はいじわるなことを言う/自分が嫌いなことには頭をシャットダウンして/自分が見たくないものからは
カッコ良すぎ! LA発10〜16歳女子パンク・バンド、ザ・リンダ・リンダズ。バンド名はザ・ブルーハーツの“リンダ リンダ”から取った! 女性差別、人種差別を叫ぶ! アメリカでLA図書館からライブ映像が公開され、一瞬で誰もがパンク・バンド、ザ・リンダ・リンダズの虜になってしまった。10歳、13歳、14歳、16歳の女子で構成されてる超若いバンドだが、彼女たちがカッコ良すぎて、トム・モレロみたいな大御所からワシントン・ポストみたいなメジャーな新聞まで、みんな大絶賛している。 LAの図書館から中継された彼女たちのライブ映像はこれ。 映像の中で10歳のドラマー・Milaがこう語っている。 「ロックダウンが開始するちょっと前に、クラスの男子が私のところに来て、『お父さんに中国人には近づくなって言われた』と言った。それで『私は中国人だけど』と言ったら、その子は私から遠ざかった。そんな経験をしたことを元に
悲しい事実だが、1970年代に女性のパンクスが台頭するまでは、“ロックン・ロール”という男性社会において、女性が男性と同等に見られることはおろか、真面目に扱われるチャンスさえほとんどなかった。 こうした視点から見ると、かつてのロック界には独立心のある力強い女性が絶望的なほど少なかった。1960年代後期から1970年代初頭にかけての時期には、ジェファーソン・エアプレインのグレイス・スリック、今は亡きジャニス・ジョプリン、高く評価されているシンガー・ソングライターのジョニ・ミッチェルやキャロル・キングなどが頭角を現し始めている。しかしメンバー全員が女性というバンドはほとんど見られなかった。アメリカ・カナダの混成バンド、シー・トリニティやニューハンプシャー州の元祖パンク・バンド、シャッグスは、自分たちで作った曲をレコードにしようと果敢に挑戦したが、商業的な成功は収められなかった。 性別による不平
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