9. I/Oボトルネックの計測 Webシステム環境で、CPU処理能力に次いで性能ボトルネックの根源になりやすいシステムリソースは、I/O(入出力)処理です。とりわけ、データベース等のファイルアクセスが頻繁に行われるアプリケーションでは、I/Oの振る舞いがシステムの応答性能に大きな影響を与えることになります ただ、I/Oボトルネック追求はある意味、局所的なアプローチであり、システムテストの段階で初めからこの部分だけを気にしてチェックしていても全体像の視点が無ければ問題把握がしにくいことは事実です。本章では、これらについての総合的な視点で段階的な計測手順と見極め方について整理します。 I/Oボトルネック発見と分析の手順 1. 著しい応答遅延の計測 まず、ユーザーの使用に支障をきたすような著しい応答遅延が存在するかどうかを確認します。どの程度の負荷でこの応答性能の劣化現象が発生するかを把握して、
8. 負荷テストアプローチ別の目標設定と指標の考え方 7. 負荷テストの評価基準には何 を使えばよいのか? に戻る はじめに 一般的に負 荷テストには、目的に応じて以下の4種類のアプローチがあると言われています。 * 性能テスト - スループット * 性能テスト - 応答時間 * 限界テスト * 耐久テスト 負荷試験はシステムに対する客観的評価手法の 一つですが、何をもって判定基準や達成目標にするかという明確な指標を伴わずに、漫然と一定量の負荷をかけて問題が起きなければそ のまま完了とするスタンスには問題があります。 実行時に明確な目標と指標が無い場合には、採取したデータも活用の出来ない 意味の無い客観データになりやすいですし、また、テスト時に可能である潜在的な性能問題の発見/改善のせっかくの機会を見逃すこと になります。 本編では、これらアプローチ毎の目的設定と指標の考え方について整理し
高度な言語理解力を備えた生成AIモデルのパワーを活用して、次世代のエンタープライズ・アプリケーションを構築することができます。
Oracleデータベースエンジニアとしての実力を証明するORACLE MASTER資格。その入り口であるBronze資格の取得は難しくない。本連載と、同時掲載中の連載「Bronze SQL基礎I 講座」で合格を目指そう!(参考記事:「Oracle 10g対応のORACLE MASTERとは?」) 前回「Oracleデータベースの管理ツールを使う」で、ツールを利用したデータベースの管理方法を学びました。今回は、Oracleのネットワーク環境の構成を紹介します。 ネットワーク環境の構成 理解しておきたいこと 1.確認しておきたい内容 Oracleのネットワーク構成 ネットサービス管理ページを利用したネットワーク構成 リスナー制御ユーティリティの使用 Oracleデータベースにアクセスするクライアント構成 2.Oracleのネットワーク構成 Oracleデータベースでは、ネットワーク接続にOra
自分用のメモです。ablog 全般に言えることですが、間違いだらけなので参考にしないで下さいw [STATSPACK report for -> Sessions] [概要] スナップショット取得時のセッション数を見ることができる。 平常時のスナップショットを取得しておき、負荷が高いときやレスポンス低下時などに比較する。 想定と大きく違わないか確認する。 [Load Profile] [概要] システムの特性・傾向を見ることができる。 平常時のスナップショットを取得しておき、負荷が高いときやレスポンス低下時などに比較する。 [見方] Redo size: 測定期間中に生成されたREDOログ量(byte)。 Hard parses: Parses に対して割合が高い場合はバインド変数が使われていないSQLが原因の可能性がある。 Logons: ログオン数。接続ユーザ数と比べて多すぎると問題あ
Oracle DB へのインポート インポートとは、簡単に言うと「データベースに外部ファイルからデータを登録すること」。 Oracle DB へインポートを行う際、 datapump ユーティリティを使用するのが一般的。 実行する際は、エクスポート時に出力した dmp (ダンプファイル)がインプットとなる。 対象は業務データそのものだけではなく、メタデータ(データディクショナリで管理される定義情報)も扱える。 旧 imp コマンドに比べはるかに高速になり、対象データ単位やインポート時の変更など、 オプション・パラメータを使い分けることで柔軟な対応が可能となっている。 例えば、impdp でデータのみを対象とする(content=data_only)、事前に既存データを削除する(table_exists_action=truncate)などが良く使われるオプション。 また、スキーマの変更(r
Oracle Instant Client 軽量で簡単にインストールできる、無料のOracle Databaseツール、ライブラリ、SDKを使ってアプリケーションを作成し、Oracle Databaseインスタンスに接続しましょう。 Oracle Instant Clientでは、ローカルまたはリモートのOracle Databaseにアプリケーションを接続して、開発および本番環境へのデプロイが可能です。Instant Clientライブラリは、基本的なデータ機能とハイエンドなデータ機能に加えて、必要なクライアントネットワーク接続も備えているため、Oracle Databaseを余すところなく活用できます。Node.js、Python、PHPのような人気のある言語や環境で使われるOracle APIを下から支え、OCI、OCCI、JDBC、ODBC、Pro*Cにもアクセスできます。Inst
本日4月4日(水)より、Oracle OpenWorld Tokyo 2012が開催されます。 塩原さんにお誘いいただいて、3日目、4月6日(金)のOracle OpenWorld Unconference presented by JPOUGで発表をさせていただくことになりました。 Oracle OpenWorld の特別セッション「Oracle OpenWorld Unconference presented by JPOUG」 | oracletech.jp 2012年4月6日 Oracle OpenWorld Unconference presented by JPOUG 開催 | Japan Oracle User Group 日時:4月6日(金) 12時30分から 場所:六本木アカデミーヒルズ49 Oracle Technology Networkラウンジ 今回は20分枠という
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