どうも鳥井(@hirofumi21)です。 先日、松浦弥太郎さんの「日々の100」を読んでいたら、「随筆」と「エッセイ」の違いについて書かれていました。 これを読んで、目の前の霧が一気に晴れていく感覚がしたので、このブログでも少しご紹介してみようと思います。 「随筆とエッセイは同じものではなく、まったく別の文学だということ」 「エッセイ」と「随筆」の違いは何かと考えた時期があった。本屋に並んだ、エッセイと名の付く本と、随筆と名の付く本を読み比べてみたが、その分別の決まりはひとつもわからなかった。 エッセイとは、モンテーニュの『エセー』(一五八〇年)から生まれた言葉であるが、それを日本語にしたのが随筆というのは、あまりにも乱暴な解釈だ。わからないことは人に訊くのが一番と思い、恥を忍んで聞いてはみたが、誰ひとりわかる答えをくれた人はいなかった。 それから少し経って、岩本素白の文章を読んでいたら