数ヶ月前、情報共有のやり方が上手いなあと思うチームとすぐ近くで仕事をしていたので、そのチームと自分がいるチームのやり方を比較してみたことがあります。結論はまとまっていませんが、考えた過程を残すために、メモしておきます。 情報共有といっても、スコープや取り扱う情報の種類はさまざまです。ここでは、スコープを「数人規模の開発チーム」、取り扱う情報を「開発に関すること全般」と、せまく定義することにします。「開発に関すること全般」とは、たとえば、ハマリの回避方法、直近の仕様変更部分、交渉上の方針など、何でもありだと考えてください。 まず、情報共有が上手い(と自分が見ていて思う)チームがやっていることの特徴を探してみて、次の3つに気づきました。 情報共有の重要性についてチーム全員が合意している 情報共有が維持・促進されることをチームの誇りにしている 情報共有をスケジュール化している 次に、チームで集ま
▼慶應義塾大学大学院特任准教授 ジョン・キムさんからのアドバイス 目の前の仕事をやるべきか、やらざるべきか。それを判断するには、「自分の人生や成長プロセスにおいて、この仕事はどのような意味を持っているのか」という問いが欠かせません。たとえば上司から資料作成を指示されたら、それを単純作業として受け止めるのではなく、そこに自分の学びの材料が隠れているのではないかと考えることです。 学びの材料は、ありとあらゆるところに存在しています。ところが、上司から指示されたことを受け身でこなすだけの人にはそれが見えないのです。そうではなく、つねに経営者や上司の視点を持ち、その業務の意味や価値を考えてみることです。学びの材料は、そうした強い当事者意識の先に見つかるものです。 ときには何の価値も見いだせない仕事もあるでしょう。では、不条理な仕事は捨てて、やりたいことだけをやっていればいいのか。私は19歳で母国で
▼俣野成敏さんからのアドバイス 不本意な仕事を命じられたとき、達人の方法論は典型的な日本企業でも有効なのか。『プロフェッショナルサラリーマン』の著書がある俣野成敏氏によると、コツは「撲滅」「パッケージ化」「工夫」の3つのステップにあるという。 「大企業には形骸化して不要になった仕事が放置されているケースも少なくない。撲滅できなかったら、必要な仕事ということです。ただ任せられるなら、手放したほうがいい。それには業務を簡単に引き継げる状態にする必要があります。これがパッケージ化です」 じつは撲滅やパッケージ化の前にもう1つ、重要なことがある。 「自分でやって全体像をつかむこと。そうでないと引き継ぎのマニュアルをつくることもできません」 撲滅やパッケージ化できなかった仕事は再び自分でやるしかない。だが、ここまでの過程で仕事に対する理解は深まっている。 「その結果、工夫の余地が見えたり、その仕事の
社団法人行動科学マネジメント研究所所長/社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事/株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者/アメリカの行動分析学会 ABAI(Association for Behavior Analysis International)会員/日本行動分析学会会員/日本ペンクラブ会員/日経BP主催『課長塾』講師 米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」として確立。 その実績が認められ、日本で初めて組織行動の安全保持を目的として設立された社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事に就任。 グローバル時代に必須のリスクマネジメントやコンプライアンスにも有効な手法と注目され、講演・セミナーなどを精力的に行う。 趣味はトライアスロン&マラソン
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