マイクロソフトは4月21日、開発途中の次期OS「Windows Vista」日本語版を報道関係者向けに披露した。ウインドウが透けてみえる「Windows Aero」やセキュリティの強化などが特徴。企業向けに11月から提供を始め、一般ユーザー向けには来年1月に発売する予定だ。 開発中のWindows Vista日本語版(ビルド5365)。「Windows Aero」の効果でウインドウのタスクバーとフレームが透けて下のウインドウが見えている Windowsのメージャーバージョンアップは2001年11月に発売されたWindows XP以来。この間、PCに接続されるデジタル機器は急速に増え、デジカメで撮った写真や、CDやダウンロードで取り込んだ音楽など、1人のユーザーがPCで扱うファイルは確実に増えた。PCとそのユーザーを狙うセキュリティ上の脅威は、PC業界が直面する最大の課題の1つにもなった。