小学館の子会社で富士通、NEC、シーエーシーが出資するデジタルコンテンツ企業・ネットアドバンスは11月14日、「日本国語大辞典 第2版」(全13巻+別冊)のコンテンツを来年夏から、統合辞書データベース「ジャパンナレッジ」に追加すると発表した。 日本国語大辞典は、1972年に初版を刊行した日本最大規模の国語辞典。2000年に出版した第2版は、50万項目・100万事例を収録している。 ジャパンナレッジは「日本大百科事典」(小学館)、「Encyclopedia of Japan」(講談社)、「学位・博士論文検索」(コンテンツワークス)など30あまりのコンテンツを横断検索できる。日本国語大辞典は、複数キーワードによる検索や、用例検索、品詞・方言による絞り込み検索などができるようになる予定だ。 日本国語大辞典は、以前からデジタル化を求める声があったというが、収録文字数が約1億文字とぼう大な上、JIS