気がつけば前のエントリから2ヶ月が経ってしまった。とりあえずシリーズの締めくくりとして、日本の話と、ベンチャーの話。 これからもっとひどくなる …と1ヶ月前くらいに手元で書きかけたのだが、その通りになってしまった。しかし残念ながらまだまだ混乱は収まず、むしろ本番はこれからだと私は思っている。株価の急落、円高の急進、債券市場もひどいことになっている。米国は実質ゼロ金利、日本も政策金利が再びゼロ寸前の0.1%まで落ち込んだ。貸し渋り、貸し剥がし、賃金遅延、人員削減。まるで鳥肌実が唱える念仏のようである。 海外はもっとひどい。フィリピンや韓国をはじめとした通貨危機表面化が控えているし、年末に見通し発表がはじまる欧州企業の決算の数字も、いいところがあるわけはない。そして年明けには米国の消費や失業率をはじめとした主要指標が軒並み深刻な結果となろう。ビッグスリー?どこがビッグなわけ?みたいな。 金融経