STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 02月号 [雑誌] 出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ 発売日: 2008/01/04 メディア: 雑誌 クリック: 23回 この商品を含むブログ (22件) を見る 更科修一郎が大フィーチャーということで買ってしまいました。 まあぱらりろと読んでみたのですが、大体二つの主張があると思います。 一つは、ジャンプマンガというのは商業主義的との非難をうけるが実はアナーキーでラディカルであるということ。 もう一つは、ジャンプマンガは閉鎖的ではなく、様々な共同体でも受け入れられる、開かれた作品であるということ。 この二つの主張、分からないでもないんだけど、しかし、そう主張してはまずいところもあるんじゃないでしょうか。 というのも、「ジャンプ」というのは、これが面白いんだと選ばれ発見されていくものというよりも、そもそも男の子な
教育に関することというのは特に自分の子供のことであればまず考えなければならないのはどのような学習をさせるのかということもそうなのですが、まずなにより求められるのは資金です。しっかりとしたお金を貯めておくということがある意味親にとっては子供のためにできる最初のことであると言っても過言ではないです。そのくらい、学ぶことというのにはお金がかかるわけです。貯金がなくても現状を稼げているから問題ないなんてことが考えられる人も多かったりするのですが割と危険な考え方であり、子供のためには自分が死んだときのことも考えて何かしら教育のための資金というのを残してあげられるようにしておくと良いです。その方法が学資保険になります。学資保険というのは何かと教育資金を確保しておくことに関して良い部分が多くあるのですがネックとなるような部分もありますのでそれをよく理解しておきましょう。例えばインフレに対応できないという
■[雑記][本]『近代ヤクザ肯定論』7〜9章 年またいでしまった。 後編。 近代ヤクザ肯定論―山口組の90年 作者: 宮崎学 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2007/06 メディア: 単行本 7章〜9章の目次は以下。 第七章 被差別民の前楯、後楯――被差別部落・在日コリアン社会とヤクザ 近代ヤクザの水源としての被差別社会/被差別部落とヤクザの生活史/水平運動・部落解放運動とヤクザ/戦後在日コリアン社会と愚連隊/在日アウトロー第二世代の発生――猪飼野のケースに見る/日本人ヤクザvs.在日愚連隊/生活条件としての違法行為、犯罪ではない違法行為/明友会壊滅が意味したもの/柳川組がもっていた戦闘性の根源/ポスト明友会・ポスト柳川組の在日ヤクザ/日韓条約以後の在日ヤクザ/同和対策下の被差別部落とヤクザ/同和利権とヤクザ 第八章 対抗権力としての近代ヤクザ――山口組壊滅せず 親権力、反権力、
稲垣 收(フリー・ジャーナリスト) なぜプーチンはロシアで人気が高いのか(1) ―石油バブルでウハウハ?の資源大国ロシア 最近、友人から質問を受けました。 「プーチン大統領のロシアでの支持率は8割、プーチン政権下でロシアの経済は花盛り、ロシア国民に大国のプライドを取り戻させた指導者だから人気が高いとCBSドキュメントでやってたけど、ホント?日本では、プーチン政権 は問題点が色々あって独裁的、みたいな情報をよく耳にするので、そんなに人気があるなんて知らなかった。その番組では、『国民の関心は経済の安定にあって言論の自由にはない』とも言ってたし」というものです。 年末のTIME誌でもプーチンは「今年の人物」(Person of the Year)に選ばれましたね。(その表紙には「ウラジーミル・プーチン、新ロシアの皇帝」という文字もありましたが……) たしかにプーチン大統領はロシアで人気があります
12月24日のNEWS23で年末スペシャル企画として、「生活破壊〜ギリギリ以下を生きる」という特集をやっていたので、録画して見た。私は例年クリスマスは仕事で*1、強迫的(脅迫的)なクリスマス・イデオロギーにはいい加減うんざりしているので、こういう「クリスマス粉砕」企画はアイロニカルで結構、と軽い気持ちで見始めたら、これが実に暗澹とした冷厳な現実を思い知らされる内容で、私自身が冷や水を浴びせられ、時に呆然とさせられるようなショックを受けた。番組では、ギリギリ以下の生活を強いられている人々として、10人(世帯)以上のケースが取材されていたが、年齢も性別も、置かれている境遇や、抱えている困難や苦悩も、それぞれに違っていて、むしろバラバラに孤立して固有の苦境を強いられているという現状が浮かび上がってくるような構成になっていたと思う。ただ、多くのケースに共通しているのは、生活保護を受けられないとか、
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
加藤秀一『「個」からはじめる生命論』をきちんと読んだ。 〈個〉からはじめる生命論 (NHKブックス) 作者: 加藤秀一出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/09/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 97回この商品を含むブログ (44件) を見る いつもの加藤さんらしく、ところどころに切れ味のよいセンス(引用のセンスも含めて)が光る好著だった。最後のほうは、ちょっと息切れしている感もあるが、加藤さん自身にとっても本書は通過点であろうから、これからの本格的な学問構築が楽しみになる本であった。それと、やはり思ったのは、この本と、『生命学に何ができるか』と、『死は共鳴する』などを並べてみれば分かるように、日本の生命論は、何か興味深いものをいま生み出そうとしているということだ。それが何なのかはまだよく分からないが、単なる輸入学術ではないものへと、少しずつシフト
加藤秀一『〈個〉からはじめる生命論』日本放送出版協会(NHKブックス)、2007年9月刊。 Isbn:9784140910948 C1312 加藤秀一さんが以前、井上達夫さんの「胎児の生命権」を尊重せよという議論を批判した「女性の自己決定権の擁護」*1という論文を読んだときには、正直に言って、本書で展開しているような議論へとつながっていくとは想像していませんでした。加藤さんがその後も知的探究を続けて、新たな地平を切り拓いていっていることに、素直に敬意を表したいと思います。 本書で、加藤さんは、「生命」や「人格」といった抽象的な概念を主語にしてしまう生命倫理を批判して、倫理にとって大事なのは「生命」などではなく、呼びかけることで現れる〈誰か〉――関係性の中で現れる交換不可能で比較不可能な単独性をもった〈誰か〉――がいるという事実を守ることだと述べています。 ……私がいいたいのは、私たちが人の
NEW ためし読み 2024/8/20 岸 圭介 そのことばは子どもに正しく伝わっていますか?――ことばの「意味」と「価値」を伝える教育 『学力は「ごめんなさい」にあらわれる』より「はじめに」を公開!
このブログで「難民化する世代」と題して、現在の日本の格差社会の成り立ちや、その結果、過酷な労働条件に置かれ、ぎりぎりの生存を強いられるとともに、いつネット難民化するか分からない若者たちのことを問題にしたが、 そこで紹介した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版)の著者、雨宮処凛が、無償でパーソナリティをつとめるネットラジオの番組が「オールニートニッポン」。 秀逸な番組名だが、フリーター400万人、ニート100万人と言われる今日の若者が直面している問題をゲストを迎えて、語り合った記録が本書であり、さまざまな角度から、しかも当事者の肉声によって今日の労働環境をめぐる諸問題が見えてくる本になっている。 それだけではなく、目から鱗が落ちるような たとえば、景気がよくなってもフリーターは減らないという指摘。 日本企業はこの4年、史上最高の収益を上げているが、それはフリーターという使い捨ての安
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く