脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ スポンサード リンク ・脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ 脳科学を語らせたら当代随一の研究者ラマチャンドランが、名著「脳のなかの幽霊」の続編を出版した。前作のファンならば必読。一般向けの講演の記録がベースになっているので、さらに、わかりやすい。 ■脳にとって芸術とは何か 脳にとっての芸術を語る章を読んでいて思わず唸った。芸術は現実の写しではない。芸術とは脳が喜ぶ効果を生み出すために意図的に誇張したり、ゆがませる行為であると著者は言う。そして、ゆがませかたについての普遍法則を10ほど書き出した。 ラマチャンドラン教授が提唱する芸術の普遍的活動 1 ピークシフト 特徴を誇張する 2 グループ化 3 コントラスト 4 孤立 5 知覚の問題解決 いないいないばあ 6 対称性 7 偶然の一致を嫌う/包括的観点 8 反復、リズム、秩序性 9