F1観戦「苦痛」、観客が集団提訴へ 富士SW相手取り2008年2月29日7時4分印刷ソーシャルブックマーク トヨタ自動車子会社の富士スピードウェイ(FSW、静岡県)で昨年9月に開かれたF1日本グランプリ(GP)を巡り、運営上のトラブルで苦痛を受けたなどとして、観戦に訪れた観客の一部、約70人が28日、FSWを相手取り、チケット代の全額返還と1人あたり数万円の慰謝料を求める集団訴訟を起こす方針を固めた。4月にも東京地裁に提訴する。著名なスポーツイベントの運営上のトラブルが訴訟に発展するのは極めて異例だ。 神奈川県在住の40代の男性会社員が発起人となって設立した「FSW被害者の会」が訴訟準備を進めてきた。同会に訴訟に参加する意思を伝えた観客と弁護士との協議が同日整い、提訴に踏み切る方針を固めた。提訴までに、ネットを通じて原告を広く募る構えだ。 昨年のF1日本GPは9月28〜30日、30年ぶりに