ロロ『校舎、ナイトクルージング』を横浜STスポットにて鑑賞。「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校(いつ高)を舞台にした、連作群像劇」を描くプロジェクトの2作目。高校演劇のフォーマットに則り作られていて、上演時間は60分以内。舞台の仕込みも、制限時間10分を設け、演者自身で行われ、その様子が披露されている、というのは前作『いつだって窓際であたしたち』と同様です。前作も大変素晴らしかったが、それを更に飛び越える傑作ではないだろうか。作家・三浦直之の黄金期が到来している!と興奮を抑えられません。もう本当に大好きで、ロロマナーに則り、好きなので好きとただ叫び続けていたい気分なのですが、せっかくなので、何がどう好きなのかを書き記していこうではないか。勿論、そうしなかったとしても、この作品が好きだという気持ちは、決して消えてしまうわけではないのですが。 重要なモチーフとしてラジオ