ツムラの漢方薬の食前の飲み方（16番・23番・24番）ツムラの漢方薬23番は、 女性の漢方薬とも言われている当帰芍薬散です。 効能は、筋肉が一体に軟弱で疲労しやすく（虚証）、 腰脚の冷えやすいもの（寒証）の次の諸症として、 貧血《血虚》、倦怠感、更年期障害（頭重、頭痛、 めまい、肩こり等）、月経不順、月経困難、不妊症、 動悸、慢性腎炎、妊娠中の諸病（浮腫、習慣性流産、痔、腹痛）、 脚気、半身不随、心臓弁膜症。 となっています。 漢方的考え方をすると、ツムラの漢方薬23番の当帰芍薬散は、 『血虚』の状態に用いる処方です。 体のエネルギーとなる陽気を体の隅々まで運び滋養する働きがある血が不足してしまっているので、 脾胃の機能が低下して、栄養不足気味になり、 唇や下の色は淡く、めまいが起こり、 顔色も蒼白になってきて貧血が起きてきます。 肝に障害があり血を貯蔵できなかったり、 月経不順や月経困難で出血量が多いときも血虚になります。 そこで、血虚を補
