2010年10月01日17:09 カテゴリ日銀 「日銀券ルール」は終わるのか? たくさんタバコを買い込んで、友人や知人に売ろうとしてる人もいるかも。「お前、セブンスターだったよな。390円で買わない?」とか。値上げの幅が大きければ、それだけ利ざやを稼ぐことができます。電気や都市ガスも値上がりですが、消費者物価は−1%と下落。民間企業に勤めるサラリーマンの収入は−5.5%ですから、物価が下がっても実感としては物価が上がっているように思えてしまう状況です。物価よりも収入の落ち込みのほうが強い。これでは個人消費が冴えるはずがありません。日銀の白川総裁は、フレキシブル・インフレーション・ターゲティングが先進的だと自賛していますが、目安とする1%の物価上昇を達成していません。国会ではご本人が自ら「バイアス(ぶれ)は0.9%」と答弁していますから、せめて+0.1%の物価上昇が無ければ政策を実現している