「インターネットの配管屋」とも称されるネットワーク関連機器の最大手Cisco Systemsが、ビデオ市場への大胆な参入を始めている。同社経営陣は、この取り組みを自社の将来を決めるものだと考えている。 Cisco Systemsは、米国時間10月23日、「Cisco TelePresence Meeting」と呼ぶテレビ会議ソリューションを発表した。テレビ会議システムでは今までにないほどの高品質を実現するもので、会議の参加者が互いに地球の裏側にいたとしても、本当に同じ部屋に座っているかのように感じられるほどだという。発売開始は12月に予定されている。 Cisco Systemsといえば、サイバースペースでパケットを伝送する機器の開発で最も名をなしているが、同社にとって新しいテレビ会議用プラットフォーム事業の立上げは、単なる新製品発表にとどまらない意味を持つものだ。 同社経営陣は、高解像度の
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