昨年登場したソニーのヘッドマウントディスプレー(HMD)「HMZ-T1」は、発売当初から大人気で店頭に並ぶどころか大量のバックオーダーを抱えて、数ヵ月待ちは当たり前という状況だった。 今年に入ってからも品薄の状況は続いており、筆者は6月頃になんとか入手できたが、その後には一時予約を打ち切る自体にまでなってしまった。どうやら日本だけでなく北米などでも人気に火が付いたようで、ここ最近のAVデバイスとしてはかなりの大ヒットとなっている。 そして、その2号機である「HMZ-T2」がドイツ・ベルリンで開催された家電ショー「IFA 2012」で発表されるやいなや、ネット上ではHMZ-T1のユーザーがその賛否について議論を闘わせている。 そんなHMZ-T2を10月13日に発売する、と本日ソニーが発表した(予想実売価格7万円前後)。今回その評価機をいち早くお借りすることができたのでレポートさせてもらった。
The Polaris Dawn crew is back on Earth after a historic mission
ソニーは、頭部に装着するタイプの映像機器、つまりヘッドマウントディスプレイの「グラストロン」を1990年代後半に販売し、そのユニークなコンセプトと使い勝手で多くのファンを獲得した。今回取り上げる「HMZ-T1」は、その21世紀版といえなくもない製品だ。しかし、その内容と画質を見る限り、完全に似て非なるものであった。 まず過去のモデルとの最大の差異であり、「HMZ-T1」の大きな特長となっているのが、画質に大きくかかわるスペックの部分だ。表示パネルには、1280×720ピクセルの解像度を持つ有機ELパネルを採用。3Dに対応し、光学レンズによる45度の視野角を実現している。 3D表示に関しては、一般的なテレビでは実現が難しい大きなメリットを持つ。それは、1眼につき1枚のパネルが用意されている構造により、3D表示においてなにかと問題になるクロストークや解像度の低下が全く発生しない、ということだ。
5万円前後のハイエンドPNDは、サンヨー、ソニー、パナソニック、そしてパイオニアといった国内の家電メーカーが圧倒的なシェアを占めている。それ以外のメーカーは、価格的なメリットを前面に押し出して勝負せざるを得ない状況だ。そんな中、GARMINは国産ブランドひしめくマーケットにインターネット検索をひっさげて殴り込んできた。そこで、価格・性能面でライバルとなりそうなソニーの「nav-u NV-U75V」とGARMINの「nuvi1480」を比較した。 ◆スペック面では同等だがnav-uは8GBの大容量 まず簡単にスペックを見てみよう。GARMIN「nuvi1480」は、高さ86mm×幅137mm×厚さ18mmで、重量は260g。画面サイズは5V型のWQVGAで、microSDカードスロットを持つ。バッテリー駆動時間は約3時間。 一方のソニーnav-u NV-75Vは、高さ88.5mm×幅141m
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