米Gapが新ロゴを発表したところ、ネット上で袋叩きにあって、わずか1週間で元のデザインに戻すという前代未聞の事態になった。ネットユーザーが火をつけ、テレビ、新聞報道も巻き込んだ、この騒ぎ、急展開の裏でいったい何が起きていたのか。 アパレル大手のグローバル企業Gapのブランドロゴといえば、正方形のブルー地に細い白文字の「GAP」。このすっかり定着した20年来のデザインが突然変更されたのは2010年10月4日だった。新ロゴは、黒字の太い字体で「Gap」。あのブルーの四角が小さくあしらわれた。 ツイッターは「ダサすぎる」一色に オフィシャルサイトでのこの変更は、ツイッターを通じて瞬く間に知れ渡り、インターネット上には驚きの声とともに「ダサすぎる」などの批判の声が一気に広がった。新ロゴをからかうツイッターアカウント「@GapLogo」や、文字を入力するだけで同様の「ダサい」デザインで好きな文字列の