数年前からGoogleは、「サイトリンク」機能を複数回にわたって更新してきた。サイトリンク機能というのは、あるドメイン名上のページを視覚的にわかりやすくまとめたもので、通常はブランド名や会社名など、特定の行き先を求める検索を実行した場合に、検索結果の先頭項目にプラスアルファのリンク先として表示される。 最近の更新で、このサイトリンク機能では最大8件までの内部リンクをセットで表示し、さらに「該当ドメイン名からの検索結果」というリンクも同時に表示するようになった。 このように、ある検索結果の下にサイト内の別ページを表示し、従来ならば下位順位の検索結果が出ていた場所を占めることで、実質そのサイトあるいはブランドが、該当の検索結果を独占することになる。 たとえば、Googleで「Web担当者」を検索した結果を例として見てみよう。