背景 直近のプロジェクトでDDDの思想に則ったアーキテクチャで一つリリースまで漕ぎ付けまして、そこに至るまで色々と調べたり試行錯誤をしながら学んだことを書いていこうと思います。 一番にですね、大体のDDDに興味を持った人がいうのが 「単語が難しいばかりで結局イメージが湧かない」 「ドメイン駆動の本を読もうとして速攻で心が折れた」 ということなんですよね。 DDDは思想としてすごく面白く、とても実用性なものなのに、なんでこんなにわかりづらいのか、ハードルが高いのか!! という点について、私なりの解釈を述べたいと思います。 心をくじく要因 Eric Evans本は説明が圧倒的に下手。笑 ドメイン駆動設計といえば原著がこの本(以下、原典)なのですが、 エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 この本は本当〜〜〜にわかりづらいです。重要なことは確かに書いてあるんですが、構成がかなりしんどくてまとまり