2011年2月14~17日までスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2011」(MWC2011)。今回の主役は間違いなくスマートフォンであり、そのなかでもひときわ目立っていたのが米グーグルの携帯機器向けプラットフォーム/OSであるAndroidだ。 米アップルのiPhone/iPadが単独メーカーの単一機種であるのとは対照的に、Android搭載スマートフォン/タブレットは様々なメーカーから実に100機種以上もの端末が登場している。スマートフォン普及の端緒は米アップルが切り開いたかもしれないが、普及を推し進めているのは間違いなくAndroidである。 MWC2011では、携帯電話事業者をも含めたAndroidのエコシステムをグーグルがはっきり示したとともに、Androidを採用する端末メーカーは多様化の新たな方向性として、家電やゲームとの融合・連携を