■2.4GHz帯はスピード面で不利 AirMacシリーズをはじめ、現行のWiFiルーターの多くは通信規格「IEEE802.11」に対応している。11nでは、通信に2.4GHz/5GHzという2種類の周波数帯域を使うことができ、理論上はどちらの帯域を使っても通信速度は変わらない。しかし実際には、2.4GHz帯の通信は速度面で不利だ。WiFi通信機器だけでなくBluetooth機器もこの帯域を使用するほか、電子レンジなどからの干渉も受けるからだ。これに対し5GHz帯は、対応している通信機器がまだ少なく、他の機器からの干渉も受けにくいため、スピードが出やすいのだ。 ■5GHz帯を優先して使う方法 2009年以降に発売されたAirMac ExtremeおよびTime Capsule、2012年以降にAirMac Expressは、2.4GHz/5GHzの両帯域を同時利用できる「デュアルバンド」をサ