Googleは数年前、検索エンジンにおいてPDFファイルのコンテンツをインデックス化することにより、Adobe SystemsのPDFファイルのウェブにおける使用性の改善に貢献した。同社は今回、Windows、Mac、Linux向けに米国時間12月2日リリースされた最新ブラウザ「Chrome 8」にPDFファイルを読み込む機能を組み込み、さらにPDFの使用性を高めている。 ユーザーがPDFへのリンクをクリックすると、そのドキュメントが直接ブラウザ内で開かれる。Chromeに組み込まれたPDFリーダーはサンドボックス内で動作し、コンピュータをセキュリティ攻撃から守っている。 ChromeチームのJason Kersey氏による2日付けのブログ投稿によると、PDFリーダー以外にもChrome 8では12件のセキュリティ修正を含む800件もの改良が施されている。Googleは、リスクの高い脆弱性