内田、独１部シャルケ！正式オファーへ！…鹿島 シャルケ０４が獲得に乗り出した日本代表ＤＦの内田篤人 ドイツ１部ブンデスリーガのシャルケ０４が日本代表ＤＦ内田篤人（２１）＝鹿島＝の獲得に乗り出すことが１５日、分かった。同クラブ関係者によれば、移籍マーケットが開く１月に向け、獲得正式オファーを出す準備を進めており、手始めに今月１７日から約２週間、フルインビテーション（完全招待）で内田をドイツに招く。 今季から指揮を執るフェリックス・マガト監督が獲得を熱望しているという。昨季はＭＦ長谷部誠を獲得、起用し、ヴォルフスブルクを優勝に導くなど、日本人の起用には定評がある。この冬には、右サイドバック（ＳＢ）を務めるブラジル人ＤＦラフィーニャがミランへの移籍が濃厚。その後釜、悲願の初優勝への切り札として内田に白羽の矢を立てた。 正式オファーを前に、飛行機代、宿泊代などすべての費用をシャルケサイドが持つフル

岡田監督、イエメン戦で原石探す！横浜Ｍ・渡辺＆鹿島・大迫呼ぶ！ 来年１月６日に予定されるアジア杯予選、イエメン戦（イエメン）の日本代表メンバーにＦＷ渡辺千真（２３）＝横浜Ｍ＝、ＦＷ大迫勇也（１９）＝鹿島＝ら若手選手が招集される見通しとなったことが１４日、分かった。日本サッカー協会関係者が明かしたもので、すでにクラブ側にも打診したという。チーム構成に関して二転三転したが、岡田武史監督（５３）は最終的に南アフリカＷ杯への新戦力発掘の場とし、若手中心で臨むことを決断した模様で、年明け早々にサバイバル競争が始まる。 二転三転したイエメン戦の代表メンバーがようやく固まった。日本協会関係者によると、１月６日開催という厳しい日程が影響し、一時はＵ―２０（２０歳以下）代表で臨むプランが浮上していたが、ここにきて岡田監督が南アフリカＷ杯に向けて実際に試したい若手選手の招集を要望したことが判明。横浜ＭのＦＷ渡

えっ！？まさかの１試合３オウンゴール ◆ドイツ１部リーグ　ブンデスリーガ第１６節　ボルシアＭＧ５―３ハノーバー９６（１２日・ボルシアパーク競技場）　ハノーバー９６が３オウンゴールを献上し、ボルシアＭＧに３―５で敗れた。ＤＦハグイが２発、ＤＦジェクパも１点をプレゼント。攻撃陣の奮闘も、ハンデを覆すことはできなかった。ボーフムはバイエルンに１―５で大敗。ＭＦ小野伸二（３０）はベンチを外れた。 ハノーバー９６が「１試合３オウンゴール」という珍記録をマークした。 前半１５分、ゴール裏へのスルーパスをＧＫフロムロビッツがクリア。相手ＦＷと競り合いながら戻ってきたＤＦハグイに当たり、無人のゴールネットに吸い込まれた。 悪夢はここからだ。後半１３分にはＤＦジェクパのバックパスがＧＫに届かず“２点目”。ジェクパはピッチにへたり込んだ。３―４で敗戦濃厚な後半ロスタイムには、ＤＦハグイがタックルでカットしたス

草津ＦＷ都倉を獲得…Ｃ大阪 来季Ｊ１に昇格するＣ大阪が、草津ＦＷ都倉賢（２３）を獲得することが１１日、決定的になった。０８年８月に川崎から草津に移籍した都倉は、今季２３得点を記録。Ｃ大阪ＭＦ香川真司（２０）に次ぐ得点ランク２位と活躍した。神戸など複数クラブとの争奪戦になっていたが、Ｃ大阪移籍の意思を固めたという。４季ぶりのＪ１を見据えて決定力のあるＦＷを探していたＣ大阪にとって、１８７センチの長身を生かした空中戦の強さは大きな魅力だ。

大分・森重獲得へフィンケ監督出馬…浦和 浦和のフォルカー・フィンケ監督（６１）が１日、正式オファーを出している大分ＤＦ森重真人（２２）との交渉に、直接出馬したことが分かった。大分の練習がオフだったこの日、森重は上京。都内のホテルで、オファーを出している浦和、川崎、Ｆ東京の３クラブが、入れ替わりで面談を行った。 フィンケ監督は、午前中にさいたま市内のクラブハウスでの練習を終えると、都内のホテルに直行。交渉の席で、強化幹部とともにラブコールを送ったという。森重は大分との契約を１年残すが、移籍金約１億円を含め、総額２億円程度のオファーを出しているもようだ。 三つどもえとなった森重争奪戦は、苦戦必至。それでも、退団が決定的なＤＦ闘莉王の後任候補の獲得に、指揮官は執念を見せている。

トゥヴェンテが闘莉王争奪戦に白旗！？「返事がない」 浦和退団が決まった日本代表ＤＦ田中マルクス闘莉王（２８）に正式オファーを出したオランダ・トゥヴェンテ関係者は９日、「返事がない」と交渉が難航していることを明かした。トゥヴェンテは、クラブ史上最高の税抜き約６０万ユーロ（約８０００万円）を提示。１１月２８日の京都―浦和戦にはクラブ幹部が極秘視察するなど、獲得に入れあげていた。だが、闘莉王サイドから明確な返事はないとした上で、同関係者は「うちに興味がないのではないか」とあきらめ気味。英・ウィガン、ウズベキスタン・ブニョドコル、名古屋が名乗りを上げる闘将争奪戦から、脱落した模様だ。

マルキーニョス来季で引退…鹿島 鹿島のＦＷマルキーニョス（３３）が来季限りで引退する考えであることが９日、分かった。この日、ブラジルに住む母親の看病のため帰国の途についたが、複数関係者に「来年が最後。終わったら（選手を）辞めてブラジルに帰る」と連絡を入れて飛び立った。 ０１年８月、東京Ｖに加入し、横浜Ｍ、市原（現千葉）、清水を経て０７年から鹿島でプレー。すでに来年の鹿島残留が確定しているが、太もも裏に慢性的な痛みを抱えながらのプレーは限界に近く、母親の容体などを考慮した上で最後と位置づけた。 引退後はブラジルで牧場経営を本格化させ、将来的には日本への牛肉輸出ビジネスを手がける考え。関係者によれば、マルキーニョスは「愛する鹿島」での引退を強く希望し、「アジアを制覇してクラブＷ杯に出たい」と目標を立てているという。

アルゼンチン帰りの加藤が練習参加…仙台 ベガルタの練習に参加した、アルゼンチンでのプレー経験を持つ加藤 ベガルタ仙台の練習に８日、ＦＷ加藤友介（２３）が初参加した。０４年に大阪の刀根山高を卒業後、アルゼンチンで５年間プレーした変わり種。１１月に帰国し、現在は日本でチームを探している。テスト生として１１日まで練習に参加する予定で、首脳陣が獲得するかを判断する。 加藤は中学生の時にアルゼンチンにサッカー留学していたため、そのツテで高校卒業後に同国に渡り、当時２部のウラカンに入団。０７年の１部昇格に貢献するなど、通算１５試合に出場して１ゴールを記録した。０８年６月からは３部チームにレンタル移籍していたが、給料未払いなどの問題があり退団。「とにかく試合に出たい」と日本に戻ってのプレーを決断した。 この日は、ボール回しでアルゼンチン仕込みのプレーを披露。語学力を生かしてブラジル人と話し込むなど、異彩

梅田に８万人スタジアム構想…１８＆２２年Ｗ杯へ ２０１８年、２２年のＷ杯招致を目指す日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事（５２）は７日、大阪駅北側に隣接する「梅田北ヤード」に、Ｗ杯決勝戦会場の条件を満たす収容８万人規模の球技専用スタジアムを新設する構想があることを明らかにした。今後、Ｊリーグ、Ｃ大阪と連携を取り、大阪市にスタジアム建設を提案していく。 「２０１８／２２年Ｗ杯日本招致委員会」を立ち上げた日本協会にとって、開幕戦、決勝戦会場の条件とされている８万人スタジアムの確保が重要な課題。田嶋専務理事は「現時点では打診のレベル」とした上で、アジア最大の球技専用スタジアムを大阪市などと協力して建設するビッグプラン実現に強い意欲を見せた。 梅田北ヤードは抜群の立地条件で、新スタジアムはＷ杯招致の切り札にもなりうる。Ｊリーグの鬼武チェアマンは「イングランドのスタジアムを参考にして商業施設の併設など

Ｆ東京・茂庭が戦力外 Ｆ東京の元日本代表ＤＦ茂庭照幸（２８）が契約満了に伴い、クラブから来季の契約を更新しないことを通達されたことが７日、分かった。茂庭は湘南を経て０２年にＦ東京へ加入し、守備の柱として活躍。日本代表でも０１年ワールドユース（現Ｕ―２０Ｗ杯）、０４年アテネ五輪、０６年ドイツＷ杯に出場し、各世代の世界大会を経験してきた。だが今季は故障などもあり、公式戦１２試合出場にとどまっていた。

Ｊ地獄日程！ＡＣＬ出場クラブは８月下旬から最長１１週連続で週２戦 鹿島、川崎、Ｇ大阪など来季のアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）出場が決まっている強豪クラブは、来年の８月下旬から１１月上旬まで、最長１１週連続で週２日の公式戦が強いられることが７日、分かった。来年は南アフリカＷ杯（来年６月１１日～７月１１日）が行われるため、例年に増してクラブの日程が過密。タイトル獲得のためには“地獄の日程”に耐えられる厚い選手層が絶対条件となる。 南アフリカＷ杯終了後、強豪クラブには“地獄”の過密日程が待っていることが判明した。リーグ戦に加え、ナビスコ杯、ＡＣＬを順調に勝ち上がれば、公式戦が週２日行われるスケジュールが、８月下旬から１１月上旬まで、最長で１１週間も続くことになる。 Ｊ１は５月１５日にＷ杯前最後のリーグ戦を行った後、７月１７日に再開されるまで約２か月間Ｗ杯のために中断される。その影響がＷ杯

ポンテ契約延長…浦和 今季限りで契約の切れる浦和ＭＦロブソン・ポンテ（３３）が、来季の契約延長に合意したことが７日、分かった。ポンテは、０７年途中に今季終了時までの契約を結んでいた。０５年にドイツ・レバークーゼンから加入したポンテは、５年にわたって司令塔として君臨。３３歳の今季は、負傷がちでリーグ戦２８試合出場にとどまったが、クラブは来季も欠かせない戦力として評価した模様だ。