益田市美都地域の特産ユズを使った「ゆずらーめん」が、地元の道の駅サンエイト美都で売り出された。同市の第三セクター・エイト(寺戸和憲社長)が商品化。年間1万食の販売を目指し、地域活性化の起爆剤にしたい考えだ。 同店では二〇〇六年から、店内の食堂で「ゆずラーメン」を提供してきた。来店者から持ち帰り用を求める声が相次ぎ、商品化を模索。同市美都総合支所やJAなどの協力を得て改良を加え、商品化にこぎ着けた。 新発売の「ゆずらーめん」は、JA西いわみ特別栽培米「ヘルシー元氣米」の米粉をベースに、ユズの皮を2%配合して製めん。スープにはユズの果汁を加え、さっぱりした塩味に仕上げた。二食入り七百三十五円で売り出し、店内の食堂でも食べられる。 同店でこのほど、関係者約二十人が出席してセレモニーがあり、寺戸社長が「ゆずらーめんの良さを大いに宣伝してほしい」とあいさつ。牛尾郁夫益田市長は「産業振興の柱の一