ご投稿ありがとうございます! 田舎のぬるい空気と民俗的恐怖、そして怪奇味溢れる物語、最高です。 実家にいたときに、砂を神輿に積んで運ぶ儀式があったのを思い出しました。 まず物語の設定について、山のモノノケたちや狐憑きのようになってしまったおじいちゃん、そういった彼岸のものたちが、その村にとって「あたりまえの存在」として描けている点が素晴らしいです。こういった田舎の村での閉鎖的な常識、伝統的な民俗、そういったもののもつ妖しい魅力を摑んで描き切っていると思います。 そして作画について、主人公はかわいく、モノノケたちはおどろおどろしく描きつつも、全体を通して美しくも恐ろしい雰囲気を醸し出していて魅力的でした。 物語の本筋以外の部分、親戚同士のやり取りなども素晴らしく、彼らの生きる世界に リアリティと愛着を与えてくれ、その分異形のものたちが恐ろしく見えました。 4話以降の、第4の壁を越えてくるよう